WordPressとの上手な付き合い方

WordPressロゴ

以前は静的HTMLにCGIなどを組み合わせてWebサイトを制作してましたが、
最近はコーポレートサイト制作はもっぱらWordPress(ワードプレス)。

Googleの中の人も認めるSEO/SEM効果の高さと、
プラグインやテーマを活用することで得られる拡張性、
Webに詳しくない人でも更新しやすい機能性などなど、
非常に便利で強力なCMSだと思います。

ただ、実際導入する上ではいくつか気をつけるべき点も。
備忘録も兼ねて、注意点を挙げておきたいと思います。

WordPressを導入する上での注意点

  1. 常にセキュリティを高く保ちましょう

    使っている人が多いシステムなだけに、攻撃プログラムも次から次へと出てきます。それらに対抗するには、常に最新のシステム・プラグインへアップデートするのが第一。また、セキュリティを高めるプラグインの導入も有効です。たまにものすごく古いバージョンのままのワードプレスを見かけますが、本当に心配。制作した時のまんま放っておかれてませんか??

  2. 子テーマを活用しましょう

    よほど急いでいて手間を惜しんだか、格安の制作屋さんじゃない限り、テーマをデフォルトのままカスタマイズなしで運用することは少ないはず。カスタマイズするにはテーマファイルなどを修正していくわけですが、使っているテーマのphpやcssファイルを直接修正していると、上に挙げた「アップデート」の際にカスタマイズした内容がまるっと消えてなくなります。アップデートは必須ですし、でもカスタマイズ内容は残さないといけないので、必ず子テーマを使うようにしましょう。

  3. データベース・PHPに関する知識も磨きましょう

    ある程度レンタルサーバに左右されるところですが、データベースやPHPのバージョンもサイトの機能や表示速度に関わってきます。なんか遅いなーと思ってたらPHPのバージョンが古かったり、WordPress本体をアップデートしたら一部の機能が動かなくなったりすることも。CMSはある程度直感的に使えるシステムですが、いざという時に自分で直せるようデータベースとPHPについても学んでおくのがオススメです。

まとめ

WordPressは知識が浅くても使いやすい優秀なシステムですが、きちんと定期的に手を入れていかないと、セキュリティ面も危険で検索エンジン対策もできてない、なぜ存在してるかわからないような状態に陥ることも。技術も知識も豊富なところに制作・管理を依頼されるか、ご自身でサイトを制作・管理される場合は知識の豊富な方についてしっかり勉強されることをオススメします。

 それはそうと、WordPressのスローガン「CODE IS POETRY」、かっこいいなぁ。

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