なぜデザインの一貫性が重要なのか？3つの大きなメリット

Webサイト、名刺、パンフレット、SNS。これらはすべて、お客さまがあなたの会社に触れる大切な「接点」です。これらの接点で見せる「顔」＝デザインが統一されていると、ビジネスに大きなプラスの効果をもたらします。

メリット1: 「信頼できる会社」という印象を与える

服装がいつもきちんとしている人に会うと、しっかりした人物だと感じるように、企業の「見た目」が隅々まで統一されていると、顧客は「細部までこだわっている、信頼できる会社だ」という印象を無意識に抱きます。逆に、媒体ごとにデザインがバラバラだと、「なんだか一貫性のない、雑な会社だな」というマイナスイメージに繋がりかねません。

メリット2: 「〇〇の会社」として覚えてもらいやすくなる

特定の色（ブランドカラー）やロゴ、フォントを繰り返し目にすることで、人の記憶に定着しやすくなります。例えば、赤い看板に黄色いMの文字を見れば、多くの人が特定のファストフード店を思い浮かべるはずです。Webサイトでも、パンフレットでも、名刺でも、常に同じデザインに触れることで、「この色の、このロゴの会社ね」と、お客さまに覚えてもらえる確率が格段に上がります。

メリット3: 伝えたいメッセージが、より強く響く

「私たちの強みは、誠実さです」というメッセージを伝えたいのに、Webサイトはポップなデザイン、パンフレットは高級感のあるデザインでは、本当に伝えたいことがブレてしまいます。デザインとメッセージを全ての媒体で統一することで、企業としての姿勢や価値観が一貫した強いメッセージとして顧客に届き、共感を呼びやすくなります。

デザインがバラバラだと起こる、3つのデメリット

逆に、デザインに一貫性がないと、以下のようなデメリットが生じます。

• 顧客を混乱させる： 「この前もらったパンフレットの会社と、このWebサイトの会社は同じ？違う？」と顧客を混乱させ、比較検討の対象から外されてしまう可能性があります。
• ブランドイメージが安っぽくなる： 細部へのこだわりが感じられないため、「安かろう悪かろう」なサービスなのでは？と、品質まで低く見られてしまう恐れがあります。
• 時間とコストの無駄遣い： 媒体を作るたびにデザイナーにゼロから会社のことを説明し、毎回違うデザインが出来上がる…これは非常にもったいないことです。一貫したデザインのルールがあれば、制作はもっとスムーズで効率的になります。

どうすれば統一できる？解決策は「ブランドのルール作り」

デザインの一貫性を保つための最も確実な方法は、ブランドの「ルールブック」＝ブランドガイドラインを作成することです。ブランドガイドラインには、ロゴの正しい使い方、ブランドカラーの指定、使用するフォントの種類などを明確に定めます。

そして、そのルールブックを深く理解し、Webも紙も同じ視点でデザインできるパートナーに依頼することが重要です。

私たちtekstは、Webサイト制作と紙媒体デザインの両方をワンストップで手掛けています。だからこそ、お客様のブランド全体のことを考え、すべての媒体で一貫した、効果的なデザインをご提案することが可能です。