ハロウィンとブランディング

オレンジと黒のハロウィン装飾

今日10/31はハロウィン。家の近くのコンビニにゾンビがいたり、スーパーにマリオがいたりする光景も、ここ数年でちょっと見慣れてきました(スーパーマリオだ!とテンションが上がりました笑)。

10月に入ってから、街を歩けばオレンジと黒のディスプレイが目につくように。かぼちゃのオレンジとコウモリの黒、この2色を見るだけで、頭の中には自然と「あ、ハロウィンだ!」というイメージが浮かび上がってきます。

実はこれ、言葉を超えて一瞬でイメージを伝える、とっても強力な「カラーブランディング」のお手本です。

カラーブランディングって?

なぜ「オレンジと黒」だけでハロウィンを連想するのか?

ハロウィンのシンボルカラー、オレンジと黒。オレンジは収穫された「かぼちゃ」や「秋の実り」、黒は「夜」や「魔女」などを象徴していると言われています。

長い時間をかけ、テレビやお店、お菓子など、いろんな場所でこの配色が繰り返し使われることで、「オレンジ+黒=ハロウィン」という公式が頭の中に出来上がったのです。

これが「色」のすごいところで、理屈で説明されなくても、特定の感情やイメージを瞬時に、そして強力に伝えることができるのです。

周囲に溢れている「あの色といえば、あのお店!」

あのポテトとあのコーラとあのコーヒー

鮮やかな赤に白抜きの文字は「コカ・コーラ」の爽快感を思い出させ、落ち着いた緑の看板は「スターバックス」の居心地の良い空間を連想させます。赤と黄色なら「マクドナルド」のポテトが食べたくなりますね!

じゃあ、自社の「色」はどうやって決めればいいの?

「社長の好きな色にしよう!」というのも全然アリですが、「お客さまにどんな会社だと思われたいか?」という視点も持っていいかもしれません。

→ 信頼、誠実、知的(IT企業や金融系に多い)
→ 情熱、エネルギー、活力(セールや食品系で目を引く)
→ 安心、自然、健康(オーガニック製品や医療系など)

など、色が与える印象を考えてもいいかも。ただ、みんな同じように考えて競合が似た色ばかりなら、敢えて違う色で勝負するのも良いと思います。

まとめ: 直感も大事だし、ブランディング視点で考えてみるのもいいかも。

自分だけで考えてて迷うようなら、お気軽にご相談ください。わたしも一緒に迷いながら(笑)考えるので、一緒にいいものをつくりましょう!

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