新規制作とリニューアルの違い

Webサイトの新規制作とリニューアルの違い

すでにホームページを持っているところも多いため、新規制作だけでなくリニューアルのご相談もよく受けます。

まったくのゼロから構成を考えつくっていける新規制作と、既存ページを活かしながらつくり変えるリニューアルでは、気をつけるべき点も全然違います。新規とリニューアルそれぞれの注意点をまとめてみました。

ウェブサイト新規制作時の注意点

  1. サイト構成をしっかり練る!

    サイト構成は最初にしっかり決めるべし

    企業ホームページにしろネットショップにしろ、サイトを訪れた人が情報を見つけやすいことが何より大切です。どの情報をどのページに載せ、どの親ページの下に配置し、どうリンクをはるか…ゼロからつくることができる新規制作だからこそ、サイト構成は練りに練るべき!WordPressであればパーマリンクの設定(URLの形式)もしっかり考えて決めましょう。

  2. 更新しやすさを踏まえたつくりに!

    知識がない方でも更新しやすい仕組みが大切

    検索エンジン対策として重要なことのひとつが更新頻度。最初につくりこんだ後はそうそう新規ページを増やすこともないので、身の回りのことなどをネタにできて、Webのプロでなくても更新できる「ブログ」などの仕組みを入れるのは効果大!狙うキーワードを意識しつつ週1回でも更新し続ければ、広告費をかけずに上位表示されることもじゅうぶん可能です。

  3. 情報を拡散しやすい仕組みを!

    SNSを有効活用して情報を拡散しましょう

    SNSが当たり前になっている今、Webサイトと連携して使わない手はありません。とはいえ、手を広げすぎて管理が煩雑になるのも考えもの。facebook・Twitter・Instagram・Google+など代表的なものの中からいくつか選び、自社サイトと自動連携させてなるべく手をかけずに運用しましょう。内容と頻度が適切であれば、いいねされたり拡散されたりする数が自然と増えていきます。

  4. サイト公開時にいろいろやっておく!

    新規公開時はサイトの存在をしっかりアピール!

    ちょくちょく言われる例えですが、完全新規のサイトは「砂漠の真ん中に建てたお店」のようなもの。道をつくり看板を立てなければ人はやってきません。具体的に言うと、検索エンジンへのサイト登録・サイトマップ登録(Search Consoleなど)や、SNSでの情報拡散、ランキングサイトなどへの登録、サイト更新時のPING送信設定などなど…やることは多いですが、最初だからこそしっかりやっときましょう。

ウェブサイトリニューアル時の注意点

  1. SEO/SEM効果を引き継ぐ!

    既存サイトの評価は必ず引き継ぎましょう!

    既存サイトを長く運営していたのであれば、コンテンツや被リンク数などを受け、検索エンジンから評価をされているはず。何も考えずサイト構成を変えURLが変わってしまっては、今まで蓄積してきた効果が無駄になってしまいます。同じ内容のページは同じURLで、サイト構成などでURLが変わる場合は301リダイレクトとサイトマップ送信を行うこと!リニューアル時は必ず既存サイトのSEO/SEM効果を引き継ぐようにしましょう。

  2. 既存サイトのブログ記事も引き継ぐ!

    ブログ記事もすべて移設すること

    既存サイトで書いていたブログ記事は、ページ数の面でも更新頻度の面でも検索エンジン対策となり、リニューアル後のサイトでも財産になります。写真も含めすべての記事を必ず移設してきましょう。この時大事なのが、リニューアルしたら以前のブログ(アメブロなどの外部ブログで書いていた場合)の記事は消すこと。消さなかった場合、同じ内容のページがインターネット上に複数存在するとして、何らかのペナルティを受ける可能性があります。

  3. 新しい要素も入れる!

    動画を撮影してサイトに入れこむのもオススメ

    既存サイトの素材を活かしきり、必要な情報にたどり着きやすい構成を考えたら、今までなかった新しい要素も加えましょう。新規制作と違い、以前からのファンがいるリニューアルでは、見た目だけでなく中身も変えたことを伝えてリピーターさんをガッカリさせないことも意識して。新しいネタが無ければ、既存コンテンツに動画を加えるなどの施策もオススメです。

  4. バックアップはしっかりとっておく!

    バックアップをとっておけば安心

    きちんとつくったつもりでも、サイト切替時にはトラブルが起こりがち。既存サイトのバックアップはしっかりとっておき、リニューアルして何か不具合が出た場合は一旦戻しましょう。焦らずにきちんと修正して公開すればOKです。

まとめ

考えること・決めることは多くなりがちでも自由につくれる新規制作と、活かせる素材はあるもののエラーが出ないよう慎重に構成を練る必要があるリニューアル。どちらも一長一短ありますが、大事なのは効果を出せるかどうかです。いつまでに、どのような効果を出したいか、制作会社としっかり話して進めていきましょう。

ホームページはつくりたいけど上に書いてあることを全部やるのは大変だ…という方は、当社にお任せを。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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