秋になり、朝晩はちょっと寒いくらいになってきました。
秋といえば読書の秋。小さい頃から本好きでたくさん読んできたんですが、読んだ本の内容はちょっと残って大半はスッと忘れていきます。
そんな中で、読み終わった後もけっこう覚えている本がいくつかあるので、備忘録としてちょっと書き留めとこうと思います。
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- 重力ピエロ 伊坂幸太郎
- いちばん好きな小説家伊坂さん。映画化もされてて、けっこうエグい事件が起こるけど、読後感はさわやか。最初と最後の一文、お父さんの言葉にグッときます。
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- 江利子と絶対 本谷有希子
- 3篇入ってて全部面白いけど、いちばん心に残ってるのが『暗狩』。夢に見るくらい怖かった(怖い話すきです)。
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- 煙か土か食い物 舞城王太郎
- 冒頭からぐいぐい読んじゃう一人称現在形の文体に引き込まれます。福井に行ってみたくなりました。
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- 蜜蜂と遠雷 恩田陸
- 恩田さんはサスペンス系とかも面白いけど、こういうのもあるんだ!と。ピアノ弾けんのに引き込まれました。上下巻&スピンオフも含め面白かったです。
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- 営繕かるかや怪異譚 小野不由美
- 十二国記シリーズも良いけど、ホラー好きとしては営繕かるかやも良いです。ふつふつとした怖さ。
書き出してみるとまだまだ色々ありますが、とりあえずこの辺で。
秋の夜長にいかがでしょう?