月別アーカイブ: 2017年5月

Googleデジタルワークショップ

Googleデジタルワークショップの認定証

Googleマイビジネスの管理アドレスに案内が来てたので、受講してみました、Googleデジタルワークショップ。

内容が「デジタルマーケティング」だったので、さらっと復習するくらいのつもりだったのですが、思ったよりもはるかにボリューミーでビックリ。ホームページ制作を仕事にしているわたしがサクサク進めて数時間かかったので、基礎からじっくり学ぼうとすると何日もかかると思います。内容をちょこっと紹介してみると…

今回のデジタルワークショップの内容

  1. とにかくカリキュラムが多い!

    無料とは思えない充実のカリキュラム

    1つの分野に1〜6個のトピック(章)があり、1つのトピックに1〜6程度のレッスンがあります。1つのレッスンの中には2〜4分程度の動画と実践問題があり、すべてのレッスンを終えて章末問題をクリアすると1つのトピックが終了。全部で89レッスンもありました。ボリューミー!

  2. けっこう実践的な内容!

    メタキーワードはSEOには重要でない

    大枠の内容から細かいテクニック的な部分まで、わりと実践的でした。メタキーワードは重要でないのは知ってるけど、わざわざ問題にして言われるなんて(笑)まぁでもそれだけGoogleがメタキーワード重要じゃないよ!って思ってるのはわかりました。

  3. なかなかの達成感!

    トピックをクリアするたびバッジがもらえます

    トピックをクリアする毎にバッジを1つもらえるので、集めていくのがちょっと楽しくなります。わたしはガチャガチャとかも好きなので、こういうコレクター魂をくすぐるやつには弱いです。23個は多かったですけども。

まとめ

ほとんどが知ってる内容でしたが、中には「へぇー」と思うような内容も。ウェブ業界は移り変わりが早いので、ホームページ制作会社は常に勉強し続けないといけませんね。プロに制作を依頼をしてる方たちも、ちゃんと勉強をし続けていて、その内容をわかりやすく教えてくれる制作会社を選ぶと間違いないかと思います。

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新規制作とリニューアルの違い

Webサイトの新規制作とリニューアルの違い

すでにホームページを持っているところも多いため、新規制作だけでなくリニューアルのご相談もよく受けます。

まったくのゼロから構成を考えつくっていける新規制作と、既存ページを活かしながらつくり変えるリニューアルでは、気をつけるべき点も全然違います。新規とリニューアルそれぞれの注意点をまとめてみました。

ウェブサイト新規制作時の注意点

  1. サイト構成をしっかり練る!

    サイト構成は最初にしっかり決めるべし

    企業ホームページにしろネットショップにしろ、サイトを訪れた人が情報を見つけやすいことが何より大切です。どの情報をどのページに載せ、どの親ページの下に配置し、どうリンクをはるか…ゼロからつくることができる新規制作だからこそ、サイト構成は練りに練るべき!WordPressであればパーマリンクの設定(URLの形式)もしっかり考えて決めましょう。

  2. 更新しやすさを踏まえたつくりに!

    知識がない方でも更新しやすい仕組みが大切

    検索エンジン対策として重要なことのひとつが更新頻度。最初につくりこんだ後はそうそう新規ページを増やすこともないので、身の回りのことなどをネタにできて、Webのプロでなくても更新できる「ブログ」などの仕組みを入れるのは効果大!狙うキーワードを意識しつつ週1回でも更新し続ければ、広告費をかけずに上位表示されることもじゅうぶん可能です。

  3. 情報を拡散しやすい仕組みを!

    SNSを有効活用して情報を拡散しましょう

    SNSが当たり前になっている今、Webサイトと連携して使わない手はありません。とはいえ、手を広げすぎて管理が煩雑になるのも考えもの。facebook・Twitter・Instagram・Google+など代表的なものの中からいくつか選び、自社サイトと自動連携させてなるべく手をかけずに運用しましょう。内容と頻度が適切であれば、いいねされたり拡散されたりする数が自然と増えていきます。

  4. サイト公開時にいろいろやっておく!

    新規公開時はサイトの存在をしっかりアピール!

    ちょくちょく言われる例えですが、完全新規のサイトは「砂漠の真ん中に建てたお店」のようなもの。道をつくり看板を立てなければ人はやってきません。具体的に言うと、検索エンジンへのサイト登録・サイトマップ登録(Search Consoleなど)や、SNSでの情報拡散、ランキングサイトなどへの登録、サイト更新時のPING送信設定などなど…やることは多いですが、最初だからこそしっかりやっときましょう。

ウェブサイトリニューアル時の注意点

  1. SEO/SEM効果を引き継ぐ!

    既存サイトの評価は必ず引き継ぎましょう!

    既存サイトを長く運営していたのであれば、コンテンツや被リンク数などを受け、検索エンジンから評価をされているはず。何も考えずサイト構成を変えURLが変わってしまっては、今まで蓄積してきた効果が無駄になってしまいます。同じ内容のページは同じURLで、サイト構成などでURLが変わる場合は301リダイレクトとサイトマップ送信を行うこと!リニューアル時は必ず既存サイトのSEO/SEM効果を引き継ぐようにしましょう。

  2. 既存サイトのブログ記事も引き継ぐ!

    ブログ記事もすべて移設すること

    既存サイトで書いていたブログ記事は、ページ数の面でも更新頻度の面でも検索エンジン対策となり、リニューアル後のサイトでも財産になります。写真も含めすべての記事を必ず移設してきましょう。この時大事なのが、リニューアルしたら以前のブログ(アメブロなどの外部ブログで書いていた場合)の記事は消すこと。消さなかった場合、同じ内容のページがインターネット上に複数存在するとして、何らかのペナルティを受ける可能性があります。

  3. 新しい要素も入れる!

    動画を撮影してサイトに入れこむのもオススメ

    既存サイトの素材を活かしきり、必要な情報にたどり着きやすい構成を考えたら、今までなかった新しい要素も加えましょう。新規制作と違い、以前からのファンがいるリニューアルでは、見た目だけでなく中身も変えたことを伝えてリピーターさんをガッカリさせないことも意識して。新しいネタが無ければ、既存コンテンツに動画を加えるなどの施策もオススメです。

  4. バックアップはしっかりとっておく!

    バックアップをとっておけば安心

    きちんとつくったつもりでも、サイト切替時にはトラブルが起こりがち。既存サイトのバックアップはしっかりとっておき、リニューアルして何か不具合が出た場合は一旦戻しましょう。焦らずにきちんと修正して公開すればOKです。

まとめ

考えること・決めることは多くなりがちでも自由につくれる新規制作と、活かせる素材はあるもののエラーが出ないよう慎重に構成を練る必要があるリニューアル。どちらも一長一短ありますが、大事なのは効果を出せるかどうかです。いつまでに、どのような効果を出したいか、制作会社としっかり話して進めていきましょう。

ホームページはつくりたいけど上に書いてあることを全部やるのは大変だ…という方は、当社にお任せを。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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目的と手段とギックリ腰

ギックリ腰は辛いです本当に

月(にくづき)に要と書いて「腰」。

読んで字のごとく腰は体のカナメなわけですが、
残念ながらわたしは何年かに1回ギックリ腰をやります。

いちばん最近やったのは去年の11月。
他のとこを痛めてもまぁ多少は動けるのですが、
腰は痛すぎてまったく動けませんでした。

さすがに「これじゃいかん」と思い、
今年に入ってからは定期的に体を動かしています。
その甲斐あって体力も筋力もだいぶついて来たのですが、
どうも最近ちょっと腰が不穏な感じ。
これは手段と目的が違ってきているのかもしれません。


体を動かし始めた一番の目的は「ギックリ腰の予防」
ある程度の体力・筋力は必要ですが、それより柔軟性アップが重要なはず。
にも関わらず、途中で手段である「トレーニング」が楽しくなってきた結果、
ストレッチより筋トレを増やしてしまい、目的と手段がアベコベに…

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こんな風に、目的と手段を取り違えてしまうことは、
ホームページなどでもよく起こります。
時には情報発信なのか物販なのかごっちゃになってることも…

長い期間運営してきたサイトでも、
一度立ち止まって検証してみるのもいいかもしれませんね。
その際はぜひ当社にお問い合わせをば!
無料でリニューアルプランとお見積をおつくりいたします。

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ギックリ腰の話からかなり強引にホームページの話にしましたが(笑)、
要は、

・腰を大事に
・Webサイトリニューアルのご相談は当社に


というお話でした(笑)。

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メーカーの卸サイト制作

メーカーの卸サイトの要件定義

最近、とあるメーカーさんのサイト制作について相談を受けました。

一般の方向けのECサイト、いわゆるネットショップではなく、
卸先のお店や会社さんだけが見ることができて、
インターネット上で注文までできるサイトをつくりたいとのこと。

せっかくなので、どういったことが必要なのか、
備忘録も兼ねて整理してみようと思います。

BtoBの卸サイトの要件

  1. 会員制サイトであること

    会員制にすること

    商品ロットや納期、発売前の商品など卸先だけにしか見せない商品情報もありますし、一般の方など卸先以外からの問い合わせで時間を取られないためにも、会員制にして取引先以外は商品情報を見られないようにする必要があります。

  2. インターネット上で受発注が行えること

    オンライン受発注

    業界によっては未だに電話やFAXで受発注が行われていることも多いですが、正直あまり効率的とは言えません。わたし自身メーカーでの勤務経験がありますが、紙ベースでの在庫管理は煩雑でしたし、間違いも発生しやすかったように思います。せっかくWebサイトを新規制作・もしくはリニューアルするのであれば、ネット上で受発注が行えることは必須。メーカーの営業時間外でも受発注できますし、間違いも起こりにくくなります。

  3. 柔軟であること

    電話やFAXでの受発注も残すべき

    インターネットでの受発注は便利ですが、取引先によってはインターネット環境を用意できないところもあるので、電話やFAXなど従来の注文方法も残すべき。また、取引先によって掛け率や送料その他の条件が違ったりもします。在庫数や注文金額の計算など、一般の方向けのECサイトよりもかなり柔軟性が必要です。

まとめ

メーカーさんの卸サイトを制作する際は、「完全会員制で、インターネット上で受発注ができる」ただし「注文内容や決済方法などを後から柔軟に追加・変更できる」ようなシステムで制作すべし!ということです。

ただ情報を見せるだけのサイトではなく、実際にサイト上で商取引が発生するため、普通の企業ホームページよりも制作内容などきっちり細部を詰めていかねばなりませんが、完成すれば業務をグッと効率化できるはず!取引先にとっての利便性も高くなるため、売上アップも見込めます。

ものを売る・情報を発信する以外にもWebは活用できますので、お気軽に何でもご相談ください。

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